竹田司法書士社会保険労務士事務所

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2022.07.13

相続登記の為に最初にすること

相続が発生して、不動産の相続登記をするに際し最初にしなければならないことは、「相続人の確定」です。
遺産分割をするにしても、相続人が誰であるか分からなければ遺産分割をすることはできません(相続人が一人でも欠けてした遺産分割協議は無効になってしまいます)。
では、相続人をどうやって確定するのか。
お亡くなりになられた方の出生から死亡までの戸籍を取得して確定します。その外にも戸籍を取得しなければならない場合はございますが、お亡くなりになられた方の出生から死亡までの戸籍は必ず取得しなければなりません。

では、サザエさん一家を例にしてみましょう。

波平さんが亡くなった場合の相続人は誰か?
答えは「フネ(配偶者)」と「サザエ(子)、カツオ(子)、ワカメ(子)」です。

サザエさんが亡くなった場合の相続人は誰か?
答えは「マスオ(配偶者)」と「タラオ(子)」です。

では、サザエさんが亡くなった場合、それ以前にタラオが亡くなっていた場合のサザエさんの相続人はだれか?
答えは「マスオ(配偶者)」と「波平(直系尊属)、フネ(直系尊属)」です。

相続人になる資格の順番は①配偶者、子②直系尊属③兄弟姉妹になりますが、配偶者と子、配偶者と直系尊属、配偶者と兄弟姉妹という相続人のパターンはあるのですが、子、直系尊属、兄弟姉妹が同時に相続人になることは原則としてありません。
カテゴリ:相続について