竹田司法書士社会保険労務士事務所

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2022.08.03

会社の設立

会社を設立するには登記をしなければなりません。

なぜ設立の登記が必要なのか?

なぜ役員(取締役等)の登記が必要なのか?

会社を立ち上げた方(社長)の心の中で、

「今日から株式会社として活動するぞ!」

と、心の中で思った日から登記をせずに活動しても、別に良いのではないのでしょうか。

しかし、会社として活動するには必ず「相手」がいます。

その相手に会社として取引等をするのには「目に見える形」で公的に証明しなければなりません。

そうしなければ、取引等の相手としては、何かあった場合にどこに責任を追及してよいのかわかりません。

役員の登記にも同じことが言えます。例えばAさんが、

「私は〇〇会社の代表取締役です。会社を大きくしたいので融資をお願いします。」

と銀行に言っても、銀行は本当にこの人は〇〇会社の代表取締役なのかな?

と思うのが普通です。

万が一Aさんが〇〇会社の代表取締役ではなくて、嘘をついていたとします。

Aさんは銀行からお金を借りて、どこか遠くに逃げてしまいました。

そうなった場合、銀行はAさんという人物は〇〇会社の登記簿には記載されていないのですから、どこに責任を追及すればよいのか分からなくなってしまいます。

(登記をしていない会社に融資をする銀行はありえませんが・・・)

なので、登記は信用そのものです。

会社を立ち上げるには、初めに、そして必ず登記をすることが必要になります。
カテゴリ:会社の登記